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⭐️2026年TONY賞⭐️
第79回トニー賞の全15部門の結果
(ミュージカルのみ)
2026年6月7日(日)
赤字と青字はトニー賞のBig 6(青字はプレイとの共通部門)
––– 【新作4作品】 ———————-
The Lost Boys
ノミネート12部門、受賞4部門
⑧ 助演男優賞 : Ali Louis Bourzgui
⑨ 助演女優賞 : Shoshana Bean
⑩ 装置デザイン賞 : Dane Laffrey
⑫ 照明デザイン賞 : Jen Schriever and Michael Arden
Schmigadoon!
ノミネート12部門、受賞4部門
① 作品賞
②脚本賞 : Cinco Paul
③ 楽曲賞 : Cinco Paul
⑮ 編曲賞 : Doug Besterman and Mike Morris
Titaníque
ノミネート4部門、受賞なし
Two Strangers (Carry a Cake Across New York)
ノミネート8部門、受賞なし
— 【リバイバル3作品】 —————–
Cats: The Jellicle Ball
ノミネート9部門、受賞3部門
⑦ 演出賞 : Zhailon Levingston and Bill Rauch
⑪ 衣装デザイン賞 : Qween Jean
⑭ 振付賞 : Omari Wiles and Arturo Lyons
Ragtime
ノミネート11部門、受賞4部門
④ リバイバル賞
⑤ 主演男優賞 : Joshua Henry
⑥ 主演女優賞 : Caissie Levy
⑬ 音響デザイン賞 : Kai Harada
Richard O’Brien’s The Rocky Horror Show
ノミネート9部門、受賞なし
【解説】
今年は新作4作品、リバイバル3作品の7作品がノミネート。
Schmigadoon! が作品賞、脚本賞、楽曲賞、編曲賞を受賞。
ミュージカルそのものをテーマにした歌とダンスの大型娯楽作で、ブロードウェイの楽しさをストレートに表現したことが評価されたと思われる。2021年のTVドラマの舞台化で、1947年ミュージカルBrigadoonのパロディ。旅行中の倦怠期のカップルがミュージカルの街に迷い込む物語。
但し、例年は作品賞受賞作から主演の男優賞、女優賞が選ばれることが多いが、今回は助演も含めて男優賞、女優賞は逃した。俳優より脚本や楽曲の素晴らしさが評価された作品と言える。
リバイバル賞はRagtime。合わせて主演男優賞、主演女優賞、音響デザイン賞を受賞。
リバイバル賞はトニー賞のBig 6(重要な賞)とは見なされないが、新しい解釈による演出と起用される役者がどう演じるかが注目される。今年は主演男優賞と主演女優賞の両方を獲得。1900年代初期の人種問題が作品のテーマだが、それを現代社会にも訴求した俳優の演技・歌唱力がリバイバル賞そのものにつながった。その点では、俳優が交代時期(多分今年の夏から秋)に差し掛かると集客力が落ち、ロングランが難しくなる心配がある。
なおBig 6のひとつである演出賞はリバイバル作品の中からCatsが衣装デザイン、振付賞とともに受賞した。
受賞ゼロに終わったのは3作品。2人芝居のTwo Strangersは2020年にウエストエンドのDear Evan Hansenでオリビエ賞主演男優賞を取ったSam Tuttyが演じたが受賞はならず。Titaníqueはパロディ作品で実力はあるが小劇場向けか。リバイバルのRocky Horror Showもオリジナルを超えられなかった。
NICKのTONY賞予想!
今シーズン開幕したのは新作がわずか6作品、リバイバルも5作品ととても少ない年でした。かつ低予算作品が目に付きます。昨シーズンはそれぞれ14作品と7作品でしたから見劣りします。理由は制作費の高騰でプロデューサーがオープニングをためらっていると言われています。
その中で今年は新作4作品、リバイバル3作品がノミネートされました。
(詳しくは「第79回トニー賞プレビュー 2026年5月9日」をご覧ください。)
私の受賞予想は以下ですが、トニー賞は舞台制作者による互選ですので評論家の評価とは必ずしも一致しません。果たしてどうなるでしょうか。
● 作品賞 : Schmigadoon!(シュミガドゥーン!)
評論家の評価はノミネート4作品とも7点台(10点満点)で激戦です。
私がSchmigadoon!を推すのはミュージカルそのものをテーマにした歌とダンスの大型娯楽作で、この時代にブロードウェイの楽しさをストレートに表現しているからです。昨年のMaybe Happy Endingが小型作品だったこともあり、今年は?
● リバイバル賞 : Cats
日本で劇団四季も取り上げている初演と完全に違いLGBTQ+がテーマで生で見るとダンスが圧巻です。対抗はRagtimeで、アメリカ社会の人種による分断を取り上げています。いずれもマイノリティーがテーマですが、現在のブロードウェイはどちらを選ぶでしょうか。
一方で私の個人賞の予想は、
● 主演男優賞 : Ragtimeのジョシュア・ヘンリー
歌の途中なのにスタンディングオベーションが起こるほど感動的でした
例年、作品賞から主演男優・女優賞が選ばれることが多いですが、今年は?
● 主演女優賞 : Ragtimeのキャシー・レビー
● 助演男優賞 : 80才のCatsのアンドレ・デ・シールズ
● 助演女優賞 : The Lost Boysのショシャーナ・ビーンか、Schmigadoon!のアナ・ガスタイヤー
2人ともWickedでElphabaを演じていました。
● 脚本賞、楽曲賞、演出賞、振付賞、編曲賞
演出はRagtime(女性)、振付はCatsかな、あとは予想できないです
なお、現在制作中の作品は50作品以上あり、それらが10年前後かけてブロードウェイに進出して来ますので、作品数には欠かないです。問題は予算ですね。
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